今回の新越境EC制度での影響は、扱っている商品の種類や中国への配送方法によって大きく変わります。
中国向けの越境ECでは、日本から商品を個別配送する「直送モデル」と、中国の保税倉庫を活用した「保税区モデル」の2種類があり、新制度によりそれぞれのモデルごとに税率が変更になります。
扱っている商品の新税率をよく確認し、税率が上がる物(化粧品、時計など)については新制度の導入までに在庫を減らしていくなどの対応が必要になるでしょう。
ファッション関連商品(アパレル・バッグ)などは商品価格にもよりますが税率が下がるものが多く、これまで以上に堅調に推移していくことが考えられます。
また、これまで越境ECでは必要なかった輸入許可書(通関単)が求められるようになり、商品によっては、輸出国の原産地証明書、放射能合格証明書などを事前にそろえなければならないため、大きな手間とコストが必要になるケースもあるでしょう。