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リピーター が少ないと感じたときに取り組むべき施策|楽天 コンサルティング

開店直後で顧客がまだ十分でない店舗だと、リピーターが少なく、メルマガやSNSでの集客もなかなか効果に結びつきません。
そこで、開店直後の店舗が最低限実施しておきたいリピート施策について紹介します。

あなたの店舗のリピーターはどれくらいいますか?

そもそも、リピーターがどれくらいいるのか把握していますか?
店舗のリピート状況を判断する指標として、リピート率とリピーター率があります。

リピート率=特定期間のリピート購入者数÷累計購入者数
(例えば、昨年1年間のリピート購入者数が200人で、開店からの累計購入者数1000人の場合、リピート率は200÷1000=20%)

リピーター率=当月のリピート購入者数÷当月の購入者総数
(例えば、当月のリピート購入者が10人で、当月の購入者総数が40人の場合、リピーター率は10÷40=25%)

当月のリピート状況だけを見てもあまり意味はないので、基本的にはリピート率のほうを見ていくべきでしょう。
ちなみに、ECサイトにおけるリピート率は約30%とされています
自身の店舗のリピー率が30%を下回っている場合は、リピーター獲得のための施策を実行する必要があります。

リピーター獲得のための基本的な施策

開店したばかりの店舗だとリピーターが少ないのは当然ですが、リピーターを増やすために、最低限取り組んでおくべき施策を説明します。

サンキュークーポン

購入者に対して配布する、次回使用できる値引きクーポンです。
初回購入者向けには少し大きめの特典をつけ、まずは2回目の購入につなげましょう。
クーポンの使用期限は、早めに2回目の購入を促すために、商品にもよりますが1ヶ月以内にするのがいいでしょう。
また「●円以上の購入で」と条件を設定する場合は、平均購入単価の少し上の金額設定を行いがちですが、とにかく2回目購入を促進するのであれば、平均購入単価よりも低めにして買いやすい条件設定を行いましょう。

同梱物、梱包の工夫

配送時、同梱チラシなどを入れることで、お客様の記憶に残る工夫をしましょう。
チラシの内容は商品にもよりますが、ネット上には掲載していない情報だとお客様の印象にも残りやすいでしょう。
もし可能なら、何らかのオマケを同梱したり、購入者だけがアクセスできるシークレットセールのQRコードをチラシに掲載して、おトクにお買い物をしてもらうのも、期待以上の対応となり記憶に残りやすくなります。

メルマガ会員になってもらうための施策

メルマガ会員が少なく、セール等の情報を配信する相手もいない、という状況だと、なかなかリピート促進は難しいので、まずはメルマガ会員を増やす努力をしましょう。
メルマガ会員を増やす施策としては、クーポンの活用です。メルマガ会員限定で配布するクーポンがあることを伝え、メルマガ配信を許可してもらうことから始めましょう。
クーポン以外にも、セールやポイントアップのお知らせなど、メルマガ登録しておくことにメリットを感じてもらうことが必須です。

SNS経由での情報発信

SNSもメルマガ同様、店舗のファンでないと、なかなか見てもらうことが出来ません。
店舗のファンになってもらうには、本来的にはロイヤルティ(忠誠心)の向上を目指すべきですが、最初からロイヤルティを高めることは難しいので、まずはお得情報の提供でSNSに登録してもらう、という施策が必要です。

リピーター育成まとめ

リピーターを獲得するために、様々なオトクなキャンペーンを展開するのは、最初のうちは仕方がないでしょう。
ですが、本来的に目指すべきは店舗に対する「ロイヤルティ」の向上です。
前述の通り「店舗のファンづくり」とは、「顧客ロイヤルティ」の向上であり、すなわち「ブランディング」であります。
値引きやポイント還元だけに頼らない、ブランド価値の高い店舗となり、お店のファンを育てることがもっとも大切な施策ですが、これについてはまた改めて解説したいと思います。
まずは、開店間近の店舗でも出来る施策から進めていきましょう!

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