EC用語集
ネットショップ運営には欠かせない用語を詳しく解説します。
ア行
- アップセル
- ある商品の購入者や購入希望者に対して,その上位にあたる商品を推薦して,販売につなげるマーケティング手法のことです。客単価を上げる効果があります。
- アドワーズ
- グーグルで検索した際などに、上部や右側に検索結果として表示され、その表示文がクリックされる度に広告主に課金される、Googleが提供するクリック課金広告サービスです。
- アフィリエイト
- 自分のサイトで広告主のサービスや商品を紹介し、その情報をクリックした人が商品を購入したりした場合に、報酬を受け取ることができる仕組みです。楽天アフィリエイト、バリューコマース、A8ネットなど、様々なアフィリエイト提供会社があります。
- ウェブマスターツール
- Google 検索結果でのサイトのパフォーマンスを監視し、維持できる Google の無料サービスです。自分のサイトが Google にどのように認識されるかを確認し、検索結果でのサイトのパフォーマンスを最適化できるようになります。
- オムニチャネル (O to O)
- ネットとリアルを組み合わせ、連携させて顧客にアプローチするマーケティング手法。EC市場では、実店舗を持つ店舗がネットショップを強化したり、ネットショップしかなかった店舗が実店舗を開店させたり、様々な形態で取り組んでいます。
カ行
- カラム
- 表の縦の列のこと。WEBデザインでは、サイトをデザインする際に2カラム(ナビゲーション1列とメイン部分1列のような構成)や3カラムといった表現をよく使います。
- キュレーション
- ギャラリーで展覧会を企画するキュレーターから来ている言葉で、ある特定のテーマなどについて取材、編集し、情報を公開することです。簡単に言うと雑誌の編集者的なスタンス。
- グーグルアナリティクス
- サイトのアクセス解析を行うことができるグーグルが提供している無料のアクセス解析ツールです。
- クロスセル
- ある商品を購入したり購入しようとしている顧客に対して、別の商品を勧めるマーケティング手法です。同時購入することで割引になるような商品や、本体に付属する備品など、同時購入を促進して客単価を上げる効果があります。
- コーディング
- プログラミング言語を用いて、コンピューターが処理可能な形式のソースコードを記述することで、HTMLやCSSなどの言語を使ってウェブページの内容やデザインを記述し、サイト上で閲覧可能な状態にすることです。
- コンテンツマーケティング
- 商品を売るために商品の魅力ばかりを訴えるのではなく、その商品のターゲットが興味を持ちそうなコンテンツ(商品そのものの情報には触れずに、あくまでターゲットに有益な情報)を発信して、コンテンツを介して商品に興味を持ってもらうという戦略です。
サ行
- ステルスマーケティング (ステマ)
- 消費者に広告と気付かれないように、ブログなどで商品の推薦コメントを書いてもらう行為で、いわゆる「サクラ」などの一種。
- ストアーズR∞ (ストアーズRエイト)
- ヤフーショッピングで使用できる顧客育成のためのツールです。主に、顧客分析とターゲティングされたクーポン発行で重宝します。
- セット率
- お客様一人当たりの売上数量のことで、つまり、まとめ買いのことです。客単価の増加を図るうえで重要な指標となります。セット率=総売上数量÷購入者数で計算されます。
- たまごリピート
- ECネット通販での定期購入(定期販売)や頒布会などの継続購入専門通販システム・ショッピングカートシステムです。ECサイトの注文管理や自動決済、ステップメールなどリピート通販に必要な管理業務全てに対応しています。
- 直帰率
- 対象のページから始まったすべてのセッションで、そのページがセッションに存在する唯一のページだった割合を示します。例えば、TOPページに入ってきたお客様10人のうち、TOPページだけを見て離脱した人が1人の場合は、直帰率10%となります。
- 転換率 (CVR/コンバージョンレート)
- ECサイトの場合、店舗を訪問してくれたお客様(アクセス人数)のうち、購入して頂いたお客様の人数の割合をいいます。商品ジャンルによって目安は違うが、1%以下だと、店舗のデザインや説明文の不足など、何か問題があると考える必要があります。
- ドロップシッピング
- 販売業者が仕入れを行わず、注文が入った時点でメーカーや問屋から顧客に直送させるネットショップの運営方法の形態です。
- ナビゲーション
- WEB内の各コンテンツに誘導するためのリンク。ヘッダー部分に設置しているものをグローバルナビゲーションといいます。
- バナー
- 「垂れ幕」の意味で、インターネットではページに掲載する広告画像に用いられます。画像には、その広告の詳細ページへのリンクが張られています。
- パブリシティ
- メディアに対してプレスリリースを配信するなどの広報活動と同義。価格競争ではなく、ブランド価値を高めて商品を販売したいという場合には、とくに有効な戦略です。
- フッター
- 一般的には、ページの下に設けられた、定型的な情報のことですが、ネットショップの場合、決済、配送、送料、返品、問合せなど、お取引上の基本情報を掲載することが多い場所です。
- フルフィルメント
- ネットショップにおける受注、梱包、在庫管理、配送、代金回収の、一連の業務のうちの全部または一部を物流関係の会社に一括で委託することを指します。代表的なものにアマゾンのFBAがあります。
- プロモーションパッケージ
- ヤフーショッピング出店者の販促ツールのひとつで、ツールを契約することで検索時の露出アップ、「ストアーズRエイト」という顧客育成ツールの利用特典を受けられます。なお、ツール利用料として、売上に対して3%の手数料が発生します。
- ヘッダー
- 一般的には、データの先頭に付加される、データ自体に関する情報のことですが、楽天市場の場合は、看板やナビゲーションを設置するスペースです。全頁に掲載されるため、例えば力を入れて販売したい商品のバナーを、ヘッダーに設置することもあります。
- ページビュー
- ウェブサイト内のページが閲覧された回数。一人の人が3ページを閲覧した場合、ページビューは3となり、ユニークユーザーは1となります。
- ペルソナ
- 提供する製品ややーびすにとってもっとも重要かつ典型的なユーザーモデルのことです。年齢、性別、居住地、職業、年収、家族構成、趣味、性格、価値観など、出来るだけ具体的に設定します。
- マーケットサイズ
- 国民一人当たりの年間消費支出金額のことです。船井総研の調査によると、衣料は80280円、食品は233380円、化粧品は13010円とのことです。
- モール
- 楽天市場、ヤフーショッピング、ポンパレモールなど、実店舗でいうところのアウトレットモールなど、ショッピングモールのネット版。これに対して、実店舗の路面店のような独自の店舗を「本店」といいます。
- ユニークユーザー
- ある期間内にサイトを訪れた閲覧者の数。同一閲覧者が複数回サイトを訪問しても1件とみなされます。
- リスティング広告
- GoogleやYahooなどの検索エンジンの検索結果ページに、検索されたキーワードと関連性の高いサイトを有料で上位に表示できる仕組みです。 「グーグルアドワーズ」と「ヤフープロモーション広告」があります。
- 離脱率
- すべてのページビューで、対象のページがセッションの最後のページになった割合を示します。
- レコメンデーション
- ECサイトなどでユーザーの購買履歴や行動履歴から好みを分析し、オススメ商品として表示する仕組みのことです。
- レスポンシブWEBデザイン
- 一つのHTML、CSSファイルを使って、PC用、タブレット用など、スクリーンサイズに応じてフレキシブルに調整される制作手法のことです。
- レビュー
- お客様による、商品や店舗に対する評価コメント。楽天市場の場合、レビューが多いと、検索時に上位表示されたり、お客様にとっても安心感につながるため、売上アップのためには必須の施策です。
- ロングテール
- 様々なジャンルで使われる言葉ですが、ネットショップの場合、商品登録点数を増やして検索で引っかかる機会、販売機会を出来るだけ増やす、という戦略で使用されています。
- ワイヤーフレーム
- WEBサイト制作の際に使う言葉で、簡単に言うとサイトやページの構成(レイアウト)または設計図のようなものです。
- BASE
- 3ステップでネットショップが作成できる無料のサービス。現在、日本企業の無料カートシステムと言えば、この「BASE」と「STORES.jp」です。
- CMS(Content Management System)
- 画像やテキストなどのコンテンツをデータベースに登録して一元的に管理するシステム。管理画面などで情報を登録すると、定義された形式でページが表示されます。様々なシステムがありますが、中でも代表的なものがWord Pressです。
- CPA (Cost Per Acquisition)
- 新たな顧客一人を獲得するためにかかったコスト。たとえば、、ある商品を販売するためにかけた広告費があり、その商品が売れたことが成果だとすると、広告費÷購入者数により、CPAが算出できます。
- CPC (Cost Per Click)
- 1クリックを獲得するためにかかったコストのことです。広告費用÷クリック数で算出できます。
- CPO (Cost per Order)
- CPAと似ていますが、CPAは新たな顧客を一人獲得するためのコスト。CPOは、既存顧客を含めて、注文を獲得するためにかかったコストのことです。
- CSS
- WEBページのレイアウトやスタイルを装飾するための言語。HTMLで記述した文書の見栄えを整える役割を持っています。
- CSV
- 「カンマ区切り」のこと。エクセルなどの表計算ソフトやデータベースソフトなどが独自のファイル形式とともに対応しており、異なるソフトウェア間でデータを交換する際などによく利用される形式です。
- CTR (Click Through Rate)
- リスティング広告やメール広告などで表示された数(インプレッション)のうち、クリックされた数の割合です。クリック数÷インプレッション数で算出できます。
- EC化率
- 総流通額に占めるネット販売額の比率のことです。経産省の調査によると、2013年は6.39%で、2012年の5.05%から急上昇しています。中でもアパレルの伸びは著しいようです。
- EC-CUBE
- 株式会社ロックオンが開発した、オープンソース化されたネットショップ構築パッケージです。従来のオープンソースパッケージに比べ操作性に優れ、ASPでは出来ない独自性の高いネットショップ構築が可能です。
- FBA(フルフィルメント by Amazon)
- アマゾンが提供する物流サービスで、対象とする商品をAmazonが運営する倉庫へ納品すれば、その後の受注管理、出荷業務、出荷後のカスタマーサービスをAmazonが代行するというものです。
- FTP (File Transfer Protocol)
- ネットワーク経由でファイルを転送するためのファイル転送プロトコルで、片側がサーバー、片側がクライアントとなり、クライアントからサーバーに要求を行うことでファイルの送受信を実行します。PCで作成したウェブページをアップロードする際などに利用されています。
- GIF(ジフ)
- インターネットで標準的に使用される、256色までの画像を保存することが出来る圧縮画像の形式です。イラストやボタンなどでの使用に適しています。
- h1タグ
- サイトの見出し部分について記述するHTMLのタグの一種です。見出し要素はh1~h6の大きさの異なる6つの「hタグ」によって構成され、そのうちのh1タグは「大見出し」として、SEO的に重要な要素とされています。
- Java Script
- WEB上で動的な機能に必要なスクリプト。FLASHを使った動きはi-phoneなどで表示されないため、今ではJava Scriptで作ることが多くなっています。
- JPEG(ジェイペグ)
- インターネットで標準的に使用される圧縮画像の形式です。画像の圧縮率に優れ、社員の場合、PNGよりもファイルサイズが小さくなり、GIFのように色数の制限がない点が特徴です。
- KPI (Key Performance Indicator )
- 「重要業績評価指標」と訳され、目標の達成度合いを計る定量的な指標のことです。継続的に測定、監視し、その向上のための努力ポイントとなります。
- LP (ランディングページ)
- 広告や検索結果からのリンク先となるウェブページ。必ずしもトップページである必要はなく、検索の目的に一致する内容のページにリンクさせることで、コンバージョンを高める狙いがあります。
- LPO (Landing PageOptimization)
- サイトを訪問する目的にあったページを用意することで、サイトからの離脱率を抑え、コンバージョン率を高める手法をランディングページの最適化といいます。
- LTV (ライフタイムバリュー)
- 1人の顧客が長期的に生み出す利益のこと。初めて購入してもらうための集客コストは高くつきますが、その後、リピーター化できれば、集客コストを徐々に回収できるので、如何にリピート対策を行うのかが重要となります。
- NP後払い
- ネットプロテクションズ(NP)が提供する後払い決済システム。購入した商品が到着後、NPから届く請求書で、14日以内にコンビニ、銀行、郵便局で商品代金を支払うシステムです。購入者の不安が大きく取り除けるため、転換率が上がることが期待できます。
- PRオプション
- Yahoo!ショッピング出店者の販促活動をサポートするツールです。PRオプション料率というものを1~30%の範囲で設定すると、その料率に応じて検索順位がアップします。なお、設定した料率分が、売上に対して手数料として課金されるため、成果報酬型の広告のような性質です。なお、利用するためには条件があり、月商が10万円以上あること、となっています。
- PSD
- Adobe Photoshopで利用されるファイル形式のひとつで、レイヤーやパス、解像度、埋め込みテキストなどの情報が完全に埋め込まれた画像形式です。JPEGなどの形式では編集が出来ないため、編集するためにはPSDファイルが必要となります。
- RMS
- 楽天が提供している楽天市場の店舗構築や、注文処理、広告運用など、楽天市場を運用するためのシステムです。
- SEO (Search Engine Optimization)
- 自分のサイトが、サーチエンジンの検索結果に上位表示されるように工夫する、検索エンジン最適のことです。
- STORES.jp
- インターネットの知識がなくても、簡単にネットショップを作ることが出来る無料のサービス。受注管理から決済機能まで、ネット販売に必要な機能を全て実装しています。商品登録点数はフリープラン、月額980円のプレミアムコースともに無制限ですが、プレミアムコースなら、独自ドメインなど充実した機能を使うことが出来るようになります。
- titleタグ
- ウェブサイトのページタイトルを表示するためのタグ。HTMLの<head>~</head>の内部に<title>~</title>というタグで記載されるタグで、タイトルタグで囲われた部分がそのページのタイトルを表します。
- Yahoo!プロモーション広告
- Yahoo!が提供するクリック課金型広告です。