ヤフーショッピングを開店したのに1ヶ月経ってもまったくアクセスがありません。とりあえず何をすればいいでしょうか?|ヤフー コンサル

Yahoo!ショッピングを開店したばかりの店舗が、最初に設定しておかないといけない基本的な施策は下記の7項目です。
誰でも簡単に設定できることばかりなので、ぜひ取り組んでみて下さい。
なお、ポイントやクーポンについては費用負担が発生しますが、売上に応じた負担なので活用しても損はありません。
検索対象スペースへのキーワード入力
商品名、キャッチコピー、商品情報に検索対象となるキーワードを入力しましょう。
入力する際、商品名の場合は、先頭に重要なキーワードを設置し、複合キーワードはなるべく隣接させましょう。
また、作成時の注意点として、修飾文字(【】○[]!など)は使用せず、長過ぎる商品名は減点対象(ヤフーの平均的な商品名文字数に対して長過ぎないこと)となるので避けましょう。
プロダクトカテゴリ、スペック設定
ヤフーショッピングTOPのレフトナビゲーションにあるカテゴリーから商品を検索してもらう場合に必要な設定です。
スペックはプロダクトカテゴリーごとに指定されているので、まずは商品登録の際にプロダクトカテゴリーを設定します。
設定すると、その対象となるスペックの選択が出来るようになるので、できる限りの項目を設定しましょう。
ブランド品の場合は、プロダクトカテゴリーに紐づいたブランドが選択できるので、設定しておきましょう。
ポイント倍率アップ
売上に応じて費用は発生しますが、開店直後の店舗の販促としては必要な取り組みです。
ポイントは出しっぱなしではなく、ヤフーのイベントである「5のつく日」や「ゾロ目の日」、お中元、お歳暮など季節イベントのときなどに合わせて、マメに設定しましょう。
ポイントの設定は一律で行うこともできますし、商品個別に行うこともできます。
一律で行う場合は、上部ナビゲーションの「設定」→「ポイント倍率設定」をクリックして設定します。
商品個別で設定する場合は、商品ページの「販促情報」で倍率を選択します。
一律の設定と商品個別の設定の両方がある場合は、商品個別ポイントが優先されます。
アフィリエイトの料率アップ
パートナー(ブログなどサイトの運営者)のブログやホームページで商品を紹介してもらい、販売された時にそのパートナーに手数料を支払う仕組みをアフィリエイトといいます。
アフィリエイト料率は基本料率が1%ですが、特別料率を付加することでパートナーからの興味を高めることが可能です。
昨今、SNSが浸透しており、アフィリエイト経由での集客は重要な役割を果たしていますので、出来るだけ特別料率を設定することをおすすめします。
クーポン
こちらも「5のつく日」などのイベント時や「タイムセール」、季節イベントの際に活用しましょう。
設定はレフトナビの「クーポン」→「クーポン新規発行」から、必要な内容を入力していきます。
※クーポン画像ファイル(600✕600px)が必要になるので、先に画像を作成、登録した上でクーポンを作成するほうが効率的です
クーポンは公開後は編集できなくなる(途中終了もできない)ので、あまり長期間で設定せず、短期間でマメに設定していきましょう。
なお、一定条件を満たした店舗であれば「ストアRエイト」というツールが利用できるようになり、そちらのツールを使うと、クーポン発行先のセグメントをかけて、自動的にクーポンを発行できるようになります。
条件は明確に提示されていませんが、売上が11万円を超えた上で、PRオプションという広告ツールの料率を1%以上設定する、ということのようです。
サンキュークーポン
リピート対策のクーポンですので、開店直後の店舗にはそこまで重要ではありませんが先に設定だけしておきましょう。
こちらも上記のクーポンと同じで、クーポン発行画面の「サンキュークーポン新規発行」から発行できます。
サンキュークーポンについては、クーポン画像は必須ではありません。
なお、設定の際、上部「掲載メール」の「注文確認」と「シナリオ」にもチェックを入れておくことをおすすめします。
こちらにチェックを入れておくと、注文確認メールやシナリオメール(下記参照)を送信する際に、クーポンの案内を自動的に挿入できるようになります。
※クーポンは一度公開すると終了まで編集ができませんので注意が必要です
※注文確認メールにサンキュークーポンの案内を出す場合は、メールにエレメントの設置が必要になります
シナリオメール
商品注文後に自動的に店舗からのメルマガを配信できる機能です。
配信は注文後、7日後、14日後、30日後、45日後、60日後、90日後から設定できます。
(通常は、7日後、30日後、60日後、くらいの間隔です)
設定は非常に簡単で、シナリオメール設定で配信日を選択肢、メールに掲載される情報を自動的に生成するか、手動で生成するかを選ぶだけです。
自動で生成を選んだ場合は、編集するのは、メールの件名と、メールの本文だけです。
(デフォルトですでに入っている文面を使用することも可能です)
こちらもリピート対策ですが、事前に設定しておくことをおすすめします。
これらが出来たら、次は「ストアマッチ広告」を活用しましょう。
「広告は使いたくない」「予算がない」という店舗様もおられますが、開店直後の店舗が広告を使わずに売上を立てるのは至難の業です。
「ストアマッチ広告」については、改めて解説します。
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