小さな会社のためのECサイトプロデュース|ブレイントラスト
  • Yahoo!コマースパートナーBest Store Awards 2020特別賞
  • Yahoo!コマースパートナー認定

ヤフーショッピング開店直後のアクセスアップなど基本施策10選|ECサイト運営代行

ヤフーショッピング開店直後の基本的な施策10選

Yahoo!ショッピングを開店したばかりの店舗が、最初に設定しておかないといけない販売促進のための基本的な施策は下記の10項目です。
開店したけれどアクセスがまったく増えないという場合は取り組んでみてください。
ポイントやクーポンなど、費用負担が生じる施策もありますが、売上に応じた負担ですので、開店直後の場合は積極的に取り組みましょう。広告については、まずページの充実を図り、転換率が上がってきてから取り組まないと、広告費が回収できない事態に陥るので注意が必要です。

無料対策|商品名やキャッチコピーなど、検索対象スペースへのキーワード入力

商品名、キャッチコピー、商品情報に検索対象となるキーワードを入力しましょう。
入力する際、商品名の場合は、先頭に重要なキーワードを設置し、複合キーワードはなるべく隣接させましょう。
また、作成時の注意点として、修飾文字(【】○[]!など)は使用せず、長過ぎる商品名は減点対象(ヤフーの平均的な商品名文字数に対して長過ぎないこと)となるので避けましょう。
キャッチコピーはページ上で表示されることがありませんが、最低でも商品名と同じキーワードだけでも入力しておくことをおすすめします。
ちなみに、実は店舗名も検索対象です。店舗名が何の店なのか分からない場合が多いのですが、例えば、店名がAAAヤフー店だとして、商品ジャンルが●●●だとすると「●●●のAAAヤフー店」のようにするのがオススメです。
店舗名は一度変更すると90日間変更できなくなるので、よく考えて登録しましょう。

無料対策|プロダクトカテゴリ、スペックを設定しましょう

プロダクトカテゴリ、スペックを設定

ヤフーショッピングTOPのレフトナビゲーションにあるカテゴリーから商品を検索してもらう場合に必要な設定です。
スペックはプロダクトカテゴリーごとに指定されているので、まずは商品登録の際にプロダクトカテゴリーを設定します。
設定すると、その対象となるスペックの選択が出来るようになるので、できる限りの項目を設定しましょう。
ブランド品の場合は、プロダクトカテゴリーに紐づいたブランドが選択できるので、設定しておきましょう。

無料対策|今後のためにシナリオメールの設定を

配信は注文後、7日後、14日後、30日後、45日後、60日後、90日後から設定できます。
(通常は、7日後、30日後、60日後、くらいの間隔です)
設定は非常に簡単で、シナリオメール設定で配信日を選択肢、メールに掲載される情報を自動的に生成するか、手動で生成するかを選ぶだけです。
自動で生成を選んだ場合は、編集するのは、メールの件名と、メールの本文だけです。
(デフォルトですでに入っている文面を使用することも可能です)
こちらもリピート対策ですが、事前に設定しておくことをおすすめします。
なお、最初の設定の際、自分のメールアドレスを登録する必要がありますので、忘れないよう設定しましょう。
(gmail、yahooメールなどフリーメールは登録できません)

売上連動型|避けて通れないプロモーションパッケージの申請

プロモーションパッケージを申請することで、検索順位が通常の3%分アップします。
ただし、プロモーションパッケージを申請した場合は、売上に対して3%分の手数料が発生します。
それでも利用した方がいい理由として、「ストアーズRエイト」という顧客育成のためのツールが利用できたり、通常の分析ツールよりも様々なデータがチェックできる「プレミアム統計」が利用できたり、「ボーナスストアキャンペーン」の参加費用が一部キャッシュバックされたりと、様々なメリットが用意されているのです。

売上連動型|Store’s R ∞(ストアーズRエイト)」で顧客育成

ストアーズRエイトで顧客育成

このツールは以前は「PRオプション」という機能が利用可能な一定条件を満たした店舗だけが利用できたのですが、現在は「プロモーションパッケージ」を申請している店舗であれば利用できるようになりました。
代表的な機能として、クーポンの配信対象や配信日を最初に設定しておくと、自動的にクーポン発行を行ってくれる「一括定期キャンペーン」があります。
例えば、ヤフープレミアム会員限定で配信、来店したけれど未購入だったお客様だけに配信、5のつく日だけに配信など、いくtかの条件で配信設定が可能です。
もちろん一括設定だけではなく、タイムセールや、随時、キャンペーンを設定することも可能です。
また、顧客分析ツールも用意されているので、クーポンを活用したキャンペーンで、リピーターを育成していくためのツールとして是非利用したいツールです。

Store’s R ∞の詳細はこちら

売上連動型|5のつく日などにポイント倍率をアップ

5のつく日などにポイント倍率をアップ

売上に応じて費用は発生しますが、開店直後の店舗の販促としては必要な取り組みです。
ポイントを設定しているとポイント倍率が検索画面に表示されるので、高めの設定をしているとクリックされやすくなるという効果があります。
ポイントは出しっぱなしではなく、ヤフーのイベントである「5のつく日」や「ゾロ目の日」、お中元、お歳暮など季節イベントのときなどに合わせて、マメに設定しましょう。
ポイントの設定は一律で行うこともできますし、商品個別に行うこともできます。
一律で行う場合は、上部ナビゲーションの「設定」→「ポイント倍率設定」をクリックして設定します。
商品個別で設定する場合は、商品ページの「販促情報」で倍率を選択します。
一律の設定と商品個別の設定の両方がある場合は、商品個別ポイントが優先されます。
また、月商が一定額を超えると「ボーナスストアキャンペーン」に参加することが出来るようになり、その画面でポイントやクーポンなどのキャンペーンを設定することも可能です。
ボーナスストアキャンペーンに参加すると、対象の商品だけを集めたページで商品が掲載されるため、店舗への動線としても有効です。

売上連動型|SNS時代で効果絶大!アフィリエイトの料率アップ

パートナー(ブログなどサイトの運営者)のブログやホームページで商品を紹介してもらい、販売された時にそのパートナーに手数料を支払う仕組みをアフィリエイトといいます。
アフィリエイト料率は基本料率が1%ですが、特別料率を付加することでパートナーからの興味を高めることが可能です。
昨今、SNSが浸透しており、アフィリエイト経由での集客は重要な役割を果たしていますので、出来るだけ特別料率を設定することをおすすめします。
設定は簡単で、ストアクリエイターTOPの上部ナビゲーションにアクセスし「アフィリエイト」から設定可能です。

売上連動型|クーポンを上手に活用

こちらも「5のつく日」などのイベント時や「タイムセール」、季節イベントの際に活用しましょう。
設定はレフトナビの「クーポン」→「クーポン新規発行」から、必要な内容を入力していきます。
※クーポン画像ファイル(600✕600px)が必要になるので、先に画像を作成、登録した上でクーポンを作成するほうが効率的です
クーポンは公開後は編集できなくなる(途中終了もできない)ので、あまり長期間で設定せず、短期間でマメに設定していきましょう。

売上連動型|サンキュークーポンの設定は基本中の基本

「サンキュークーポン」とは、購入して頂いたお客様に、次回使用可能なクーポンをプレゼントする施策です。
次回の使用なので、もっともハードルが高い2回目の購入を促すことが出来、リピーター育成に役立ちます。
リピート対策のクーポンですので、開店直後の店舗にはそこまで重要ではありませんが先に設定だけしておくのが良いでしょう。
こちらも上記のクーポンと同じで、クーポン発行画面の「サンキュークーポン新規発行」から発行できます。
サンキュークーポンについては、クーポン画像は必須ではありません。
なお、設定の際、上部「掲載メール」の「注文確認」と「シナリオ」にもチェックを入れておくことをおすすめします。
こちらにチェックを入れておくと、注文確認メールやシナリオメール(下記参照)を送信する際に、クーポンの案内を自動的に挿入できるようになります。
※クーポンは一度公開すると終了まで編集ができませんので注意が必要です
※注文確認メールにサンキュークーポンの案内を出す場合は、メールにエレメントの設置が必要になります
※クーポンの有効期限は最大90日ですので、発行したクーポンの有効期限がきたら、すぐに新しいクーポンを発行する必要があります。
ちなみに、例えば、有効期限ギリギリの90日目に購入した人は、購入した当日にクーポンを使用しないといけない、という不公平が生じますが、これはヤフーの仕様のようですので、どうしようもありません。
こういう場合は、別途、クーポンを送付することで、お客様に喜んでもらえるような対応も考えるべきでしょう。

有料対策|商品ページの充実が出来たらアイテムマッチ広告を

ヤフーショッピングTOPの検索画面で上位に表示される広告です。
その商品がクリックされる度に広告料金が発生するクリック課金型広告と呼ばれる広告です。
クリック単価は最低25円となります。
クリック単価を高く設定すると、基本的には表示率が上がりますが、単価だけで決定するわけではありません。
ただ、理解しておかないといけないのは、クリックされてアクセスが増えても、購入に繋がらない場合は、広告費だけを支払うハメになります。
ですので、広告を配信する前に、商品画像や商品情報を充実させて、購入したいと思われるようなページを作成しておくことが先になります。
広告を配信する場合は、広告費と広告経由での売上額の割合「ROAS(売上÷広告費×100)」を意識し、ROAS500%以上を確保できるようにしましょう。

以上のように、ヤフーショッピング開店後は、やらなければいけない施策が盛りだくさんです。

やるべき施策は分かっているけど、人手がいなくて対応できない、という店舗様には弊社の運営支援サービス「ECサポート」がオススメです。
取り組みたい施策がある程度明確であったり、今後社内にノウハウを蓄積するために社内で出来ることはやっていきつつ、分からないところは教えてほしい、という店舗様のための、月額固定型の運営代行サービスで、月額1万円からご利用頂けます。

ECサポートの詳細はこちらのページでご覧いただけます。

また、何をやればいいのかまったく分からないから任せたい、という店舗様には、成果報酬型の運営代行サービス「「ECエージェント」がオススメです。
月額2万円からで、売上に応じて弊社の報酬が決定します。
売上が上がらないことには弊社も困りますので、売上アップのために御社のEC部門のような立場で、パートナーとして運営に取り組ませて頂きます。

ECエージェントの詳細はこちらのページでご覧いただけます。